レトロな男の部屋

Retro man's room

デスロードデッス!!!

お次はマッドマックス怒りのデスロードデッス!

先日、netflixで作品を物色しているとマッドマックスの最新作がアップされてるじゃあ~りませんか。

あの映画、確か昨年末に公開されたばかりなんですけどね。

一瞬、見間違えからと思ったんですが、ほんとにマッドマックスの最新作でした。

なんだか公開されるのが早いですねぇ。

みなさんも、そんなん見つけたら観るでしょう?

私も、即、観てしまいました。

あ、そうそう。

この映画には、歴史があるんですよ。

これまでに1~3まで公開されていて主演はいずれもメル・ギブソンです。

メル・ギブソンのマックスは恰好良いです。

もうかなりの歳になっているせいなのか、今回は違う俳優さんです。

イメージ的にはこれまでと良く似た雰囲気の俳優さんだと思いますが、メル・ギブソンと比べるとちょっとヤボったい感じがするのは私だけでしょうか。

まぁそれは良いんですが、「マッドマックス」を知らない人に少しだけ説明しますと・・・。

確か、核戦争が起こった後の世界で悪人がはびこって、警官をしていたマックスとその家族に悪人達が、ちょっかいを出してマックスの妻子が殺されてしまいます。

怒りに燃えたマックスが悪人達に復讐をすると言うお話です。

1はそんなアラスジだったと思いますが、2になると妻子を殺された復讐をした後、あてもなく砂漠を放浪しているところに油田を持つ共同体を見つけます。

何しろ車が頼りの世界なので、ガソリンは重要なんですよ。

それで髪をモヒカンにしたヒャッハ~な悪人達が、その油田を狙って攻撃を仕掛けます。

あ、ちなみに「北斗の拳」は、この映画の影響を受けているようです。

悪人のモヒカンもですが、マックスの衣装とケンシロウの衣装も似ています。

まぁ北斗神拳はオリジナルだと思いますけども。

それはさておき、共同体の人々は油田から脱出を計画していたのですが、大人数で脱出するための車がありません。

マックスはトレーラーが乗り捨てられているのを知っていたので、それを共同体の人々に伝えトレーラーを取ってくる代わりにガソリンをくれと言います。

交渉は成立し、マックスがトレーラーを持ってきてガソリンと交換しますが、今度はトレーラーを運転してくれないかと共同体のリーダーから依頼を受けます。

興味はないと断って再び車で砂漠を走り抜けるのですが、途中で悪人達に見つかり車を破壊され大けがを負いながら共同体まで逃げ帰ります。

そうして逃げる手段が無くなったマックスはトレーラーの運転をしたいと願い出ます。

いろいろあった後、トレーラーの運転をすることになり、脱出計画が始まります。

まぁ全部書いてしまうといけませんので、その後は観てください。(って、ほとんど書いてますけども)

ってか、その後は悪人達とトレーラーでバトルをするわけなんですけどね。

古い映画ですが、とても面白かったのを覚えています。

それで3ですが・・・。

これがまた今回の作品のように「サンダードーム」と言う名前のサブタイトルがついています。

パッケージからして何か違うと思ってしまう作品なんですよね、これが。

確かティナ・ターナーが出演していて話題になったと思うんですが、それだけかなぁ。

一応、観ましたが、それまでと全く別物で、ちょっと泣きそうになりました。

とにかく話が飛びすぎて訳分からんのですもの。

そんなこともあり、内容を全く覚えていません。

おぼろげに覚えているのは原始人みたいな恰好でドームの中で戦ってたように思うんですが、ほんとに何も覚えていません。笑

もしかすると2の何十年か後の話なんですかね。

う~ん、全く思い出せないです。

ってかねぇ、洋画って2作目が一番ピークなんじゃないかと思うんですよ。

「エイリアン」も1、2が面白かったですし、「ターミネーター」も・・・。

でも、3作目以降は「なんなの?」的なのって多くないですか?

「マッドマックス」も3作目は悲惨でした。

なので、今回のマッドマックス4作目もびみょ~な感じがしてました。

ええと、今回のマッドマックスは2作目にクリソツだと思います。

いや、違うのは違うんですけど、トレーラーで戦闘すると言う部分は同じなんですよ。

なので、どうしても似てると思ってしまうんですよね。

あと、3の世界観が少しカブってる気がします。

今思ったんですが、一応3の続きの話なんですかね。

ちょっとネタバレになってしまうので、ここから先は今後観ようと思っている人は飛ばしてください。

 

ただ、残念な作品ながらも、ちょっと面白いと思ったのは、いろんなデザインがぶっ飛んでいるところです。

トレーラーを取り返そうと大将以下が出陣するんですが、なんと舞台付きの車の上でエレキギターを大音量でひいている奴がいます。

出陣太鼓みたいな感じなんですかね。

でも、エレキギターですからねぇ。

あれは面白かったです。

それとか車に突き立てた棒の上に人が乗って、ちょうど昔の火消しのデモンストレーションみたいな感じで、棒をしならせながら爆弾を投げてきます。

すごくゲームの敵キャラっぽくて笑ってしまいました。

あとはねぇ。

実はもう無いんですよね。笑

ほんと何も感想が残らないストーリーでした。

いや、ほんとに。

2の戦闘を派手にしたような感じの話なんですよ。

トレーラーを奪って悪人の住処から逃げる女性がいるんですが、囚われの身のマックスが自分も逃げようと、そのトレーラーを奪うんですが最終的にはその女性たちの味方になると言う展開。

悪人に追いかけられながらトレーラーで女性が昔住んでいた緑のある地を目指すんですが、着いてみればそこも砂漠化しており落胆しますが、元居た悪人の住処には食料も水もあることに気づき反対に乗っ取ろうとします。

「いやいや、はよ気づけよ。」と冷静に突っ込んでしまいました。

だってねぇ、緑のある地を目指すのに1時間以上かかってるんですよ。

その間の戦闘で死人盛りだくさんですし。

最初から悪人の住処の乗っ取りを考えてたら、少ない犠牲で1時間で終わる話じゃね?と。

おおっと!映画なので1時間で終わるとまずいですね。

いや、今回の作品で一番不可解なところは大将を倒して、その死体を悪人の住処に持ち帰ったら全員降参したところです。

う~ん、ないでしょ。

マックス1人と女が5人ぐらいで、悪人は山盛りなんですけどね。

全員でかかれば簡単に勝てそうなんですが・・・。

いくら大将が死んだとは言え、そんな素直な奴らが悪人ってねぇ。

なんかスッキリしないエンディングでした。

 

おそらく何年かしたらB級映画に分類されることでしょう。

「公開が早かったのはそういうことだったのね。」と妙に納得してしまいました。

まぁこれは私の感想なので面白かった人も居てるかも知れませんね。

みなさんも観る機会があれば、お勧め・・・しません。(なんじゃそりゃ)

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