レトロな男の部屋

Retro man's room

Archive for 9月 21st, 2013

巨星墜つ

そうですか~。

任天堂の前社長、山内溥氏が亡くなられたそうです。

先日もトヨタ自動車の元社長、豊田英二氏が亡くなられたと聞きましたが、一つの時代が終わったんだなぁと感じます。

お二人とも、ある意味、一番面白い時代に社長をされてたような感じがします。

当時は、どちらの業界でも作れば売れて、イケイケ!どんどん!って感じだったんじゃないですかねぇ。

今は、自動車は環境やら安全基準がうるさいですし、ゲームはスマホみたいな意外な伏兵があったりして、単純に作れば売れると言う状態じゃなくなっています。

 

私、自動車は好きですが、自動車の歴史にはあまり詳しくないので、ゲーム関連の話をしたいと思います。

知ってる人は知ってると思いますが、任天堂って、昔は、花札とかトランプの会社だったんですよ。

小さい頃、おばあちゃんの家に置いてあったトランプに、「nintendo」と書いていたのを思い出します。

それが、ちょっと、いいトランプなんですよ。

私が持ってたのは、紙製で折り曲げると筋が入ってしまう安物でした。

表面に少し爪でキズをつけて、どの札か分かるようにしてたりできるタイプの。(それはイカサマやろ)

任天堂のは、プラスチックでコーティングされていて、そんなことはできません。

それにカジノのディラーみたいにトランプをシャッフルするのも、やり易かったように思います。

あと、漫画の「キャッツアイ」みたいに、投げて障子に刺すみたいなことも、やり易かったように思います。(障子破ってたの、お前か~い! by ジジィ)

 にんてんど

そんな任天堂が、ファミコンを売り出して、今のようになるとは思ってもみませんでした。

私、当時はファミコンはノーマークだったんですよ。

かなり流行り出してから、手に入れたように思います。

たしか、一番最初に買ったのは「グーニーズ」だったんじゃないかなぁ。

原作は映画ですが、かなり違うテイストのゲームになってたように思います。

主人公が子供なのに、拾った爆弾であちこち爆破しますし。

もはや、わんぱく小僧の域を超えてますよ。

 

まぁそれはいいんですが、当時のゲーム業界は、ちょうど今の携帯電話業界みたいな感じでした。

任天堂がドコモみたいな感じで、セガと、その他大勢がau、softbankみたいな位置付けだったように思います。

その位置付けは、ソニーのプレステが発売されるまで続きます。

山内さんの持論は「娯楽の産業は一強皆弱」だったそうで、現実とピタリと符合します。

本質を見られてたんでしょうね。

 ふぁみぎた

他にも「娯楽の世界では一寸先は闇」と、油断することが無かったそうです。

これもプレステにシェアを奪われたことと、ピッタリ合ってますよね。

ファミコン、スーパーファミコンと大ヒットして、次も大ヒットが来るかと思ってたんですが、そこから暗黒時代に突入するとは・・・。

分からないものです。

きっと、油断してなかった山内さんは冷静だったんでしょうね。

もう安泰だと思ってると、ヤラれると効きますからねぇ。

ほら、麻雀で東場で大勝して、もう安泰と思ってたところに、南場でフリコミまくりみたいな展開になると、もう立て直せなくなりますよね?(普通の人は分からんやろ)

何故か、取りつかれたようにフリ込んでしまいます。

読みが裏目、裏目になってしまうんですよね。(知らんがな)

やまうち

最後に、山内さんの話されたと言う言葉が気に入ったので転載します。

「人事を尽くして天命を待つというが、人事なんてなかなか尽くせるものではない。そのときは、やるだけやった、あとはどうなっても満足だと思うかもしれない が、しくじったら、そのとたんに、ああしておけばよかった、こうもすればよかったと、次から次に反省が生まれるものです。だから、どんなに人事を尽くした つもりでも、人間は、所詮は天命を待つ心境にはなれない。そういう意味でもわたしは、任天堂の名の由来のごとく、人事を尽くして天命を待つのではなく、単 純に「運を天に任せる」という発想を積極的に取りたいと思っています。 」

確かにそうですね~。

人事を尽くしても、制限時間内でベストを尽くしたってことですからね。

反省もあるでしょうし、あれもこれも気になると思います。

まぁ、ちょっと最後のほうは、社名で上手いことまとめたかった感はありますけど、そう思います。

 

ご冥福を、お祈りします。

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